セカイノチュウシンデアイヲサケンダケモノ


怪を叫んだ獣


透明怪獣 ネロンガ
ウルトラマン 第3話 「科特隊出撃せよ」登場
身長:45m/体重4万t

江戸時代の城の抜け穴から出現し、エネルギー源である電気を求め発電所を襲った。普段は透明だが、電気を吸収すると姿を現す。触覚から光線を発射する。
ネロンガは造形がなかなかかっこいい怪獣だが、物語の質や特徴の凡庸さから少し影の薄いようだ^^;
この話で個人的に印象に残っているエピソードは、ネロンガの光線をあびたアラシ隊員が全く無傷だったことと、星野少年が科特隊の銃を奪ってネロンガの目を潰したことかも^^;

 写真を解説 文:S.
私が買う怪獣はシリーズに一貫性がないんです。バンダイさんが一貫しないってこともありますが。さらに集めた当時は買った怪獣が出た回を見てないこともありまして、とにかくカッコイイ怪獣を集めていたように思います。で、何がカッコイイと感じたかというと、ストレートに恐竜型をしているのが心を打ったものでした。このネロンガもそう感じて買ったのですが、なぜかネロンガを「キングザウルス三世」にみたてて遊んでいたのでした。ちゃんと三世のソフビも発売されていたのに^^;(多分)。ちなみに三世のソフビは買いませんでした(笑)。
幻覚宇宙人 メトロン星人
ウルトラセブン 第8話 「狙われた街」登場
身長:2〜50m/体重120kg〜1万8千t

人間の理性を奪う赤い結晶体を煙草の中に仕込み、人間同士の信頼を断ち切る実験を行った。非力だが頭がよく動きが素早い。
この回は夕焼けがとても印象的で、モロボシダン(セブン)とメトロン星人がちゃぶ台越しに談話するシーンや、メトロン星人が夕日を背に佇むシーンなど、とても美しい。
ウルトラセブンという作品では、宇宙人が心理的な作戦をとることが多く、これもその象徴的なエピソードといえる。余談だが、そのためか名エピソードが多く、ストーリーはウルトラシリーズ随一との評価も多い。

 写真に写るものの解説S.
メトロン星人のストーリーもさることながら、このソフビを買ったときのエピソードも心に残るものでした。病院に母と一緒にお見舞いに行ったとき(誰のお見舞いだったか忘れた^^;)、同じ病室にいた男の子と仲良くなり、その子に何かプレゼントをあげようと思い怪獣を買っていってあげることにしたのでした。私はそのおこぼれに与りメトロン星人を買ってもらったのです。ちなみに男の子に買っていってあげたのはスカイドンでした。ふむぅ、別にいいストーリーじゃないって?(汗)
油獣 ペスター
ウルトラマン 第13話 「オイルSOS」登場
体高:50m/体重2万5千t

オイルを食料とする怪獣。外見上のモチーフはヒトデ+コウモリか?
中近東で油田やタンカーを襲った後日本に上陸、石油コンビナートに出現した。
炎上したコンビナートでの戦いは実に印象深い。科特隊にロケット弾を打ち込まれ、瀕死となったペスターはウルトラマンのスペシウム光線で絶命した。
なお、この撮影は中の人(^^;)が大変だったと思う。よく見てもらえれば分かるが、ペスターには人が横に2人入っている。それだけでも大変なのに、炎の中での演技は地獄のようだったろう。ぬいぐるみに火ついてたし^^;

 写真解説 文:S
この怪獣は私が待ちに待ったソフビです。まぁ、理由は簡単。ウルトラ怪獣の中で一番好きなヤツだからです。ただこのウルトラ怪獣シリーズに出る前にもっと高価でデキがいいらしいソフビがでたらしいですが、まだ見かけてませんね^^;
もしお金に余裕があったらそっちも買います、ハイ。
 そういえばタグに油獣ってなってたけど、昔はオイル怪獣だったような・・・。子供の頃「オイル怪獣ペスター」が口癖だった時もあったし。謎。


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