セカイノチュウシンデアイヲサケンダケモノ


怪を叫んだ獣


古代怪獣 ゴモラ
ウルトラマン 第27・28話 「怪獣殿下 前編・後編」登場
身長40m/体重2万t

ゴモラのエピソードは、ウルトラマンにおいて、番組唯一の前・後編となった。
それだけに、この回は見所が非常に多い。
ゴモラの正式名はゴモラザウルス。1億5千年前の恐竜とされる。
ジョンスン島に赴いた調査団の前に生きている姿を現した。
大阪の万博に出品するためにUNG麻酔弾で眠らせられ、科特隊に空輸されるが、途中で覚醒し、六甲山中へ落下した。
落下のショックで本来の生命力を取り戻し、地下に潜った後、大阪に出現し大破壊を繰り広げた。その後、ウルトラマンをも圧倒し再び地下に潜る。
かの有名な大阪城を破壊する大暴れのシーンは、後編に展開される。
このシーンはまさに圧巻で、このエピソードの最大の見せ場となっている。
大阪城跡でウルトラマンと再戦するも、科特隊の攻撃でシッポを失うなど大きな負傷をしており、かつての強さは見る影もなくウルトラマンに敗れ去った。
ムラマツキャップの「思えばかわいそうなやつだった」という言葉のとおり、人間のエゴのために死んでいったかわいそうな怪獣だったと思う。
ウルトラマンが単に怪獣を倒すだけの娯楽番組ではないということを再確認させてくれるエピソードでもあった。個人的にウルトラマンという番組は、作り手が怪獣に対しても大きな愛情を注いでいると感じている。
ゴモラはデザイン、エピソードも含め、最も好きな怪獣だ。

〜写真解説〜 文:S
来ました、ゴモラ!記念すべき購入ソフビ第一弾です。ここから全てが始まったわけですが、何故ゴモラだったのか?やはりフォルムでしょう。いかにも怪獣然とした雰囲気ですね。つい最近やっとゴモラの回をみたんですが、ここで一つ疑問。この「怪獣殿下」というタイトルはゴモラのことではなく、この回に登場する怪獣好きの男の子のことなのですが、この男の子は他の男の子から「怪獣なんていない」と冷やかされていました。じゃあ今まで登場していた怪獣はどうなったの?と。
前に怪獣魂という本のゴルドンの所に、「ゴルドンが2体いて、この回で怪獣は動物と同じように何体かいて繁殖しているということが認識された」というようなことを書いてありましたが、もしかしたらこのウルトラマンの世界では巨大生物であって怪獣ではないのかもしれませんね。ただ私達の世界の視点からみて「怪獣」なのかと。
ところで鼻にある角は買ってすぐに壊れました。まぁ大事にしている証拠ですね、おもちゃとして^^;
有翼怪獣 チャンドラー
ウルトラマン 第8話 「怪獣無法地帯」登場
身長36m/体重1万5千t

多々良島に棲む怪獣。レッドキングと戦うが、翼をもがれ、あっさりやられる。
この回は、レッドキング、チャンドラー、マグラー、ピグモン、スフランなど、多くの怪獣が登場する豪華な回だった。
チャンドラーは、「ウルトラQ」に登場したペギラのぬいぐるみの流用。というか、耳が付いている以外はほぼまんまである^^;
当時はこれらの流用が密かに多かった。
例)ゴジラに襟巻きをつけただけのジラース^^;
そのせいもあってか、チャンドラーは扱いが結構適当で影の薄い怪獣かも^^;
参考にした『ウルトラマン大辞典』には説明が2行しかないし^^;
まあ、おおらかな時代だったんだね。ほのぼのしてて個人的には好きかも。

写真の解説(たぶん) 文:S
怪獣無法地帯っていい響きですね、はい。まさに現代は怪獣無法地帯ではないかと。まぁどうでもいいですが^^;チャンドラーは無惨な死に方をしましたが、最初はなかなかいい勝負だったような。このソフビは先日いってきたウルトラマンフェスティバルの第13回(かな)の限定ソフビです。8月31日までサンシャインシティでやってるから、今ならまだ手に入るはず。
ところで昔のフェスティバルはもっと豪華だったようなきがする。今年のはコスモス中心でちょっと退屈だったような^^; おまけに今の子供がチャンドラーを買っていくとは思えないし。実際コスモスの限定商品があったし。ううむ、ってかチャンドラー一般発売されないってことなんだなぁw
どくろ怪獣 レッドキング
ウルトラマン 第8話「怪獣無法地帯」
         第25話「怪彗星ツイフォン」登場
身長45m/体重2万t

シリーズを代表する人気怪獣の一匹。
名前は「レッド」キングだが全然赤くない。ウルトラシリーズきっての怪力としても名高い怪獣。ただし、頭はあまりよくないようだ。人気の秘密は優れた造形と、暴れん坊でガキ大将的な性格のためだろうか。個人的には、全身の洗濯板のような凸凹と、太い首、尖った頭頂部が好き。
格闘家に例えると、同じ肉体派怪獣のゴモラをミルコ・クロコップとすると、こちらはボブ・サップのようなファイトスタイル。分かり辛いかな^^;
初登場時には、多々良島で最も強い怪獣として登場。この回は、レッドキングの他、マグラー、チャンドラー、ピグモン、スフランが登場した。
レッドキングは、チャンドラーと戦い、怪力を見せつけ圧勝、その強さを見せ付けるもウルトラマンには投げ技であっさり敗れる。(この様子は、「トリビアの泉」「ウラ関根TV」で取り上げられ、ダメ怪獣とか言われていた)ピグモンはレッドキングの落とした岩に当たり圧死。
2回目は、日本アルプスに登場し、ギガス、ドラコと戦闘を繰り広げ圧倒する。(ちなみにこの回と初回登場時の間に、ぬいぐるみが他の怪獣に流用されたため、デザインが変わっている。色は金色になった。余談だが、このソフビは造形が初代で、色は2代目になってるような・・・。)水爆を飲み込んでいる為ウルトラマンの八つ裂き光輪で真っ二つにされる。
なお、レッドキングは、ザ・ウルトラマン、ウルトラマン80、ウルトラマン・パワードなどにも登場。抜群の知名度を誇る。
余談だが、レッドキングを知ってると、「GTO」に出てきたチョイ役の赤王くんが面白く見れたり。「GTO」には他にも、ウルトラ怪獣ネタが出てくるので、怪獣知ってる人は楽しく見れるかも。(ガンダムとかのネタも多いけどね)

写真解説 文:SOIA
このソフビもたしか最初の方に買ったやつですね。定番どころをおさえたといったところですかね。ほとんどの買ったソフビに言えることだけど、買った当時はその怪獣が出てくる話は見てないから有名なやつかデザインが購入のキーになってます。レッドキングは前者6割、後者4割といったところでしょう。足から頭に向かうにつれ鋭角になりそこから強力な頭突きを放ち、細い体に似つかわしくないたくましい腕。まさにシンプルイズベスト(?)
ところでこのレッドキングは初代なんでしょうかねぇ。色からすると2代目ではないことは間違いないですが。そこが昔のソフビの点のいいところだったりする。酷いのもありますが^^;


トップへ
戻る
前へ
次へ